滋賀県で防水工事を行っております、凛外装の田村です。
ベランダやバルコニーは、住宅の中でも雨水が溜まりやすい場所のため、雨水を防ぐ防水層を作る防水工事が行われています。
防水工事は、住宅を長持ちさせるために非常に大切な工事ですが、一体いつごろメンテナンスを行えば良いのか?
また、工事に適したタイミングはいつなのか、気になっているという方も多いかもしれません。
実際に、当社でもお客様からお問合せで多くのご質問を受けます。
そこで今回は、防水工事が必要な「場所」や「タイミング」、「工事の種類」などを詳しく紹介していきたいと思います。
防水が必要な箇所
・屋根
・屋上
・外壁
・ベランダ
・バルコニー
マンションや住宅は、上記のようなさまざまな場所に防水の対策を行う必要があります。
とくに屋上やベランダ、バルコニーには雨水が溜まりやすく防水機能が失われると住宅に大きなダメージを与える可能性があるため、防水工事が行われています。
なぜ防水工事が必要?
住宅の構造には、「木造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」などがあります。
雨水が防水機能を失った部分から家の内部に浸入すると、柱や土台などの木材の部分が腐食したり、鉄筋コンクリートの場合内部の鉄筋が錆びてコンクリート爆裂を起こす原因となります。
結果、雨漏りが発生したり建物の耐久性が下がってしまうこことにつながるため、どのような構造の家でも防水工事をしっかりと行うことが重要です。
防水工事が必要なタイミング
防水工事が必要になるタイミングは、防水工事の種類や環境などによっても異なりますが、10年~15年程度でメンテナンスを行うことをおすすめします。
基本的に、防水工事はどのような時期でも施工することができますが、天候などによっては工事を延期したり中止しなければいけない場合も……。
そのため、梅雨や台風が多い時期は避けることが無難です。
季節としては「春」や「秋」が適しており、予約も込み合う時期のため早めに業者に依頼するようにしましょう。
防水工事の種類
●ウレタン防水
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗り重ね、防水層を作る防水工事です。
防水工事の中で最もポピュラーで、建物への負担が少ないことが特徴です。
●シート防水
シート防水は、塩化ビニルまたはゴム製のシートを下地に被せ、水の浸入を防ぐ防水工事です。
●FRP防水
FRP防水は、ガラス繊維シートと樹脂を塗り重ねていくことで防水層を形成します。
●アスファルト防水
アスファルト防水は、アスファルトと合成繊維で作られた貼り、防水層を作る防水工事です。
劣化のサイン
では、工事を依頼する目安でもある劣化のサインを見ていきましょう。
●膨れ
ベランダやバルコニーの表面に膨れが発生していませんか?
これは、中に水が浸入してしまっているときに起こります。
●剥がれ
塗膜の剥がれを見つけたときは、工事のタイミングです。
●水が溜まっている
水が溜まってしまっているということは、防水機能が失われているというサインです。
そのまま放置することのないようにしましょう。
●藻や植物が生えている
ベランダやバルコニーに藻や植物が生えている場合は、早急に専門の業者に依頼しましょう。
●天井の染み
ベランダやバルコニーから雨水が浸入してしまうと、室内の天井に雨染みが発生してしまう可能性もあります。
ほかにも屋根や外壁などの要因も考えられますが、このような症状を発見した場合は専門の業者に原因を追究してもらいましょう。
●窓枠のシーリングの劣化
室外に出るだめの窓枠も、劣化していないかチェックする必要があります。
シーリングは窓枠と外壁の隙間を埋めるために使用されるものですが、劣化しひび割れが発生していたりすると雨水が浸入します。
そのため、細かい部分ではありますが必ず確認するようにしましょう。
『凛外装』では、住宅の防水工事も承っております
凛外装では、防水工事も承っております。
住宅の防水に関するお悩みは、当社に在籍している優秀なスタッフが解決いたしますので、安心してお任せください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベランダやバルコニーは、専門の業者でなくとも確認のしやすい部分でもあります。
家を建ててから一度もメンテナンスを行っていない場合や月日がたっている際は、チェックしてみてくださいね。
今回の記事が、今後のあなたのお役に立ちましたら幸いです。
凛外装